最新手術機器「Alcon UNITY VCS」|愛甲石田ふじた眼科|伊勢原市・眼科・各種日帰り手術対応・小児眼科

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最新手術機器「Alcon UNITY VCS」

最新手術機器「Alcon UNITY VCS」|愛甲石田ふじた眼科|伊勢原市・眼科・各種日帰り手術対応・小児眼科

2025年10月06日

最新手術機器「Alcon UNITY VCS」

最新手術機器「Alcon UNITY VCS(Vitreoretinal Cataract System)」を導入致しました。

この度、当院にて白内障手術と硝子体手術の最新鋭装置「Alcon UNITY VCS(Vitreoretinal Cataract System)」を導入いたしました。開業後より白内障・硝子体手術をメインに多くの手術を執刀させて頂いておりますが、患者様により良い手術治療を提供するためには、術者の技術向上だけでなく、より高性能の手術機器を導入することも不可欠と考えております。最新技術・機器をいち早く取り入れることで、患者様により安心・安全かつ高精度な手術治療を提供できるよう尽力して参りたいと思います。

UNITY VCSの主な特徴は以下の通りです。


・「UNITY® Intelligent Fluidics」:

手術機器本体や術中に用いる超音波ハンドピースに内蔵されたセンサーを用いて、眼内の圧変動や水流の流体変化をリアルタイムに測定します。手術中の前房・硝子体内の環境を安定させ、術中の圧変動や急激な流体変化のリスクを低減、安全性と手術効率の向上に寄与します。現在、多くの施設で使用される「CENTURION® ACTIVE SENTRY®」を上回る性能を実現しており、より生体に近い環境下で手術を行えるので痛みの軽減にもつながり、安定かつ効率的に行えるよう設計されています。

・「UNITY® 4D Phaco」:

多方向の振動を用いたプローブにより、従来技術である「OZILトーショナルフェイコ」と比較し効率的に水晶体核の分解・吸引が可能となっています。最大2倍程度の速さでの核処理を実現し、眼内でのエネルギー量を41%低減、累積拡散エネルギー(CDE)も48%低減します。また、核の分解効率が向上したため、進行した白内障による水晶体核の硬い症例でもより安全に執刀が可能となっています。

・「UNITY® Thermal Sentry」:

進行した白内障では核が硬い症例が多く、超音波の稼働時間が長くなることで切開創の熱量が高まり、創口の熱傷・変形をきたし創の閉鎖が悪くなる場合があります。「UNITY® Thermal Sentry」は超音波出力を調整し、切開創の温度を独自のアルゴリズムでリアルタイムに推定する熱センサーを搭載した業界初の白内障超音波乳化吸引用ハンドピースとなっており、創口の閉鎖不全のリスクを低減します。

・高速硝子体切除(最大 30,000 カット/分):

Alcon社の最新技術により高速かつ安全に硝子体切除が可能となり(従来のCONSTELLATION Vision Systemは最大20,000カット/分)、より繊細かつスムーズな手術操作を実現しています。手術時間の短縮や術中振動・牽引力低減による眼内操作のストレスが軽減する事で、合併症リスクを低減するだけでなく、患者様の負担を減らすことに繋がります。

・「UNITY® Illumination」:

眼のブルーライト曝露を軽減するだけでなく、カスタマイズとプログラムが可能な光源により、優れた組織視認性を可能にしています。

愛甲石田ふじた眼科では、「患者様に最善の医療を提供する」ことを理念のひとつとして掲げております。知識や医療技術の更新はもちろん、患者様に有益と考えられる事柄に関しては、今後も積極的に取り入れていきたいと考えております。眼の病気でお困りの患者様を一人でも多く助けられるよう、スタッフ一同引き続き精進して参りたいと思います。

今後とも、皆様の目の健康を当院にお任せいただければ幸いです。

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